旅行記

旅行記

金沢

9月12日

深草〜香林坊 高速バス 2950円 4時間ぐらい 深草駅からバス乗り場まで意外に近い。これは助かる。高速バスで大阪からの乗車予定客が欠席したことと深草乗車が乗る最後の場所だったらしく、運転手さんの機転により指定された席ではなく、二人分広々使える席を案内してもらえた。そして、金沢駅行きだったが、本日の宿、香林坊前の東横インの目の前に止まったのでそこで降りてそのままチェックイン。東横インから片町方向に1分ぐらいの通り沿いにUFJがあったのはありがたい。

  • 夕食 グリルオーツカのハントンライス 900円 オムライスとしてはさすがの美味しさ。しかし、思ってたよりフライが小さく少なかった。

9月13日

金沢駅周辺のどこで乗っても金沢大学まで片道360円は高過ぎる。でも軽く山登りになるので歩く気にもあまりならない。昼食は大学のふもとのサンクスにて。ウナギアイスを先輩と実食。うなぎのたれで味をつけ、うなぎの蒲焼自体も微量に入り山椒の香りがする。また、「アイスミルク」であった。390円ほどした。

  • 夕食 近江町食堂 一人当たり2000円 ブリカマ1200円に定食セット360円に活梅貝のお造り600円ぐらい。全部美味しかったです。ブリカマのサイズ、ごはんは石川県産、お味噌汁にはあおさをふんだんに。活き梅貝のお造りも絶品。予想外の多めの量。
  • 晩酌 銀松にて 石川の地酒をわざわざ集めた素晴らしきファミマにて、常きげんの吟醸400円300mlと手取川の純米大吟醸・本流540円180mlを購入。どっちも美味しいー。常きげんはとにかく高コスパアルコールの嫌なくせがまったくなくするりと飲めるさっぱり系。手取川は流石の濃厚さ。ガツンとくる旨味。今日は当たりな晩御飯でした。

9月14日

研究テーマが変わる。(中略)

  • 夕食 近江町食堂 一人当たり2700円 魚介サラダ、小鯛の煮付け、定食セット、はらすのいしる焼き、海老クリームコロッケ、柳さわらのお造り、加賀梅酒を食べる。はらすが半端ない。360円で30cmほどの長さに5cmほどの横幅に3cmほどの厚み。脂がしっかりのり、そしてこのサイズでこの値段はすごすぎる。クリームコロッケもピンポン球サイズなのが不満だが十分に美味しかった。柳さわらも相当な脂ののり具合。綺麗な桜色でした。
  • 晩酌 富山の地酒 あまり美味しくなかったので特に書くことなし。

9月15日

日本酒酒屋、酒の大沢へ。手取川のあらばしりの生の大吟醸1700円に農口の無濾過生の純米大吟醸3000円と農口の純米のミニボトル300円ぐらいを2本購入。幻の日本酒、白菊も置いてあったが甘口とのことなので今回は後回しにした。特に農口に関しては杜氏の農口さんが9月1日に引退してしまったため本当の意味で最後の酒となっている点でプレミアであると言える。その後銀松近く(橋場町のバス停近く)のインデアンカレーで野菜玉子のとんかつ乗せ900円を食べる。これは金沢カレーの一種で、想像よりも小さかったが、ルーの味はいい苦味でコクがあり黒みがかっていた。その後、ひがし茶屋街の入り口にある烏骨鶏専門店で烏骨鶏ソフトクリーム500円を食べる。これは卵黄による黄色の部分と卵白による白い部分のミックスソフトになっていて、大変美味しかった。特に卵黄による部分は濃厚なプリンを食べているかのような味わいでした。店内のフードスペースで食べられるのもありがたい。その後、きんつば屋に行った。そして銀松で荷物を再度預ける。冷蔵庫を貸していただけたのは本当にありがたい。 ぶらついていて発見したのは兼六園から香林坊に向かう道にあったメロンパンアイスの店。運のいいことに焼きたてのメロンパンが頂け、また間に挟まれたバニラアイスの量も目分量だが300ml相当はあったと思う。さらにメロンパンラスクを添えて350円でした。時間が空いたのでシアトルカフェで休憩。 そして、銀松に戻り荷物を受け取り、金沢駅に向かい約3年ぶりの加賀屋へ。改修工事とか駅ビル化とかの影響で地下街から地上階になった加賀屋で定番の治部煮と加賀野菜とタコとうなぎの煮炊き(本日の煮炊き)を食べる。ともに小さいお椀サイズであるのに1080円と800円ほどで高価であったが味に文句はなかった。特に煮炊きの方は加賀野菜などが口の中で出汁の味を出しながら溶けていくのがたまらないものである。最後に驚いたことに会計の時のおばさんが以前来た時にご飯をたくさんくれた人でした。なんかむこうの距離感が近いなーとは接客の時から思っていたが、会計の時に仕切りに治部煮はどうだったか?味は問題なかったか?など聞いてくるものだからこちらもまさかとは思い、ジャブとして「以前は地下に店舗がありませんでしたっけ?」と質問。そして「その頃から働いてましたか?」と質問しお互いに完全に一致。どうやら改修工事に際して全店員一斉解雇になったらしいのだが、あのおばさんだけが新店舗になってしばらくすると店舗の方から復帰してくれないかと頼まれた唯一の人らしい。「ご飯、今回は頼まれませんでしたけど良かったのですか?」と聞かれる始末。自分は京大生になったことやおばさんは実はリケジョで娘もリケジョであることなど身の上話をどんぶらことすることに。縁がありますねー、としきりに驚くおばさん。これにて金沢での話は今回はおしまい。

博多

6月6日

晴れ 蒸し暑い日だ 結局、研究室に朝から行くのは面倒になり直接京都駅へ。かつて無いほどに早めの行動をとり、11:27発の30分前には到着。イオンのカルディにて珈琲を補給し、スーパーで新発売のハニーレモンジーナを購入。意外と博多は遠く、着いたのは14:17である。ランチはもう終わっている時間。 ラーメンの気分でもないので、とりあえず駅内をぶらぶら。今回、初使用のリュックは町歩きには不便なサイズなので別途歩く用のリュック系のエコバックを探していたところ、東急ハンズで手頃なものを見つけた。 2800円+税と少し高いがコースター程度のサイズにまで小さくなるので便利。普段使い用の黒のリュックよりもひと回りほど小さいが十分な容量である。そして、駅前通りを直進突き当り(約10分)の予約したホテル、コートホテル博多駅前にチェックイン。 見た目は可もなく不可もない普通のビジネスホテル。1008号(10階の端)は極端に狭い。風呂も某友人宅に匹敵する狭さ。アメニティーも歯ブラシと髭剃りのみ。珈琲等もなく、お茶パックがひとつだけ。飲用のカップお袋には入っておらず野ざらしで置かれていた。枕元のスイッチは何故か玄関のもの。部屋のライトは立ち上がる必要がある。うーん、、、。ちなみに、隣はキャタルシティなるミニららぽーと的な建物。まぁ用なないな。荷物を置いて、財布とかだけミニリュックに移してポッターさんご用達の伽俚本舗へ。途中、事前に目をつけていた櫛田神社へ。ここは彫刻が有名。

それから、カレーは焼きカレーのスペシャル(豚・鳥・牛のミックス)で1000円。 味・ボリューム共に特筆すべき点はなし。帰り途中に24時間営業のグルメシティ、てかイオンにてお茶ペットやパン、アイスを購入。アイスはもちろんブラックモンブラン。ブラックモンブランが当然のように売っているのがとても嬉しい。 そして、関東では見たことない同じ会社の別商品も売っていた。 試しにミルクセーキ味を食べてみたが、ブラックモンブランには劣る印象であった。

6月7日

晴れ とにかく暑い 朝8時起床。ちょうどいい時間。だらだらと着替えて、櫛田神社経由。昨日も今日もおみくじは吉。 ここは50円なので、4日間毎日引いても1回200円のところと同じ。自分がどの辺りにいるか認識しないままさまようこと40分。 11時過ぎに朝食兼昼食をとりに呉服町のブラジレイロへ。 ここでミンチカツランチ950円、サラダ・ライス付き、にプラス80円のデミタスサイズのアイスコーヒーを注文。12時過ぎた頃には近くのサラリーマンなどで狭い店内は満席になった。 自分は1階席のカウンターに通されたが、どうやら2階もあるらしく、見た目よりはキャパシティがあるようだ。 7分ほどの待ち時間で運ばれてきたミンチカツは普通の俵型のものとは異なり、両端が鳥のくちばしのように尖ったラグビーボール型である。この形こそ、店主が味の追求の結果行き着いたものらしい。 これが2個、どんっ、と皿の中央に陣取っている。下味はブラックペッパーではなく、ラーメン屋に置いてあるような「コショー」と表記してある胡椒がたっぷり。いかにも地方の喫茶店といった感じのかっこつけない調理法。 美味しい、というよりかは優しさ・気遣いに嬉しくなるような味。食後のデミタスコーヒーはアイスで。 クリームはいるか、と聞かれ、お願いするととても濃厚な生クリームが大量にカップの上に浮かべられた。 かなり美味しい。隣のホットブレンドを注文した人にも同じように尋ね、生クリームを追加していたが、どうも自分の生クリームとは種類が異なるように見える。 会計時、おかみさんに話を聞くと、ホット用の生クリームにはエバミルクを追加して固めに仕上げることで熱ですぐに溶けて存在感がなくなることを防いでいるらしい。ここは珈琲だけを飲みに来てもいいと思える喫茶店だ。 ちなみに、10:00〜11:00という短い時間だがモーニングもしているようだ(正直、こちらはお得感は全くない)。 最安値が450円でトーストと珈琲のみなのでランチのお得感と比べると明らかに見劣りしてしまう。 少し店内全体がタバコ臭い点を除けば、文句無しに良い喫茶店であった。

店をでて、大通りの反対側にチロリアン本店を発見。店内にはいるとお菓子と冷たいお茶のサービスがあった。さすがは本店といったところか。店内のチラシに依れば、明日の8日から10日までお菓子祭りなるイベントをやっているらしく、期間限定の商品の販売やチロリアンの量り売りをするらしい。 チロリアンの量り売り、これは行かない訳にはいかないイベントである。100g350円(税別)とあり、これがどれほどのお得さなのかをお茶を出してくれた店員さんに聞くと、通常が8本で400円ぐらいのところ、100gとは13本ぐらいになるとのこと。 8本買って5本のおまけがもらえる、と考えればかなりお得なイベントである。 これは明日か明後日に必ず買いに来よう。

北海道

10月1日

羽田空港から新千歳空港へ まあ、慣れた道で慣れた風景。 新千歳空港から電車の改札に向かう動く歩道は少し普通と違う。 それは突然途中で降りのエスカレーターになる。だから調子よく動く歩道を歩いていると気付かずガクッとなる。

  • 札幌オータムフェスト

札幌駅に着いたら、まず荷物を置きにロイヤルセンチュリーホテルへ。今回のプランは朝食付き、1000円の商品券付きのプランである。商品券はフロントの奥にある北海道物産を売っている商店で使用可能。部屋まで新米のフロント係の青年が練習の意味で付き添ってきた。たどたどしかったが、まあ同世代だしこれから慣れて頑張って行って欲しいと思う。 荷物を置いて、一息ついたらいざオータムフェストへ。 初めてのオータムフェスト。場所は札幌タワーのある東西に長い公園の部分全域。 各ブロック毎にとりあえずのテーマが設けてあるが、札幌タワーの真下に位置する"The オータムフェスト"の会場以外は別にこれといったテーマ性は感じない。 だが、それでも海の幸・山の幸・牧場等を有する北海道なだけあって凄まじいバリエーションになっている。 道民からしたらいちいち騒ぐものでもないのかもしれないがカニ・ウニの響きは魅力だし、ソフトクリームもいちいち美味しそうにみえる。 色々とぶらりして気づいたことは見回り・見張りのボランティアは決して多くないが、各ブロック毎に四隅に設置されたゴミの分別場とブロック間の横断歩道にはしっかりと人員を割いている。 あと、今日10月1日は最終日なわけだが、それが理由かは知らないが観光客よりも圧倒的に道民が多い気がした。

とりあえず食べたのは北海道ラーメンの全部のせ。これは大きなカニ足が一本乗っている。 それからザンギの味噌ダレ味。熱々でうまい。それからオータムフェストにてビールとソーセージ。うまい。 でも、他の屋台に比べて明らかに値段がふた回りぐらい高い。 まあ、オータムフェスト会場はそこだけ屋根付きで全体を一つの空間として作り上げていたから、そのテーマパーク性のためなのかもしれない。

買った豆菓子(コーンポタージュ味)をつまみに晩酌し、就寝。

10月2日

札幌から富良野へ 朝起きて、まずはモーニングビュッフェ。ここのモーニングはかなりオススメ。 以前、北大の数学若手研究集会で宿泊した際に知ってしまったこのホテルの凄さのために今回のリピートがあるわけだし。朝8時前ぐらいですでに3組ほどの待ちがあり、約15分ほどでテーブルへ。 相変わらずの凝った食材・食事の数々。目の前で焼き上げてくれるオムレツやパンケーキ、たくさんのデザートに和洋折衷の食事に満足。帰るときは10組以上の待ちがあり、すごい人気だなぁと改めて感じた。 食後に1000円の商品券を使うために商店に移動、物色。1000円は超えてしまったが多くのマイナーなアイテムを買えた。 白い恋人ドリンク、パウチされたイカめし・ジャガバタ・焼きとうもろこし、マリモの風船羊羹・レトロな布の袋に入ったミルクキャラメルなどなど。 その後、部屋で身支度をしてチェックアウト。レンタカーを借りに移動。 初レンタカーは日産レンタカーである。自分も初めての運転をするため保険は入れるものは全て入っておいた。 それでは出発。

10月3日

富良野から美瑛へ

美瑛から***へ

***にて

10月4日

***から能取湖へ

能取湖から神の小池へ
神の小池から摩周湖へ
摩周湖から釧路湿原***展望台へ
釧路湿原***展望台から釧路湿原###展望台へ

10月5日

釧路から釧路空港へ 釧路空港から阿寒湖へ

阿寒湖からアイヌコタンへ アイヌコタンから釧路空港へ

小鹿田焼の民陶祭

10月6日

毎年の恒例行事、小鹿田焼の民陶祭。 今回は10月1日~5日まで北海道、6日は古い知人に3年ぶりぐらいに会って0時まで皇居周りをポケモンGoに付き合わされる。 で、7日の飛行機である。

10月7日

春秋航空にて成田から佐賀へ 春秋航空は以前、会に参加するために使用しようとしてチェックイン35分前というリミットに3分遅れて対応してもらえなかった苦い記憶がある。 そもそも、成田空港第三ターミナルが駅の改札からかなり遠くて不便。約15分は見ておいた方が良い距離。 その上、チェックインが35分前というのは異常な早さ。他のLCC(Air Do, peachなど)はだいたい20分前ぐらいである。 さらに、搭乗手続きはチェックインのリミットの5分後である点については同じだがそれが離陸30分前というのは不便過ぎる。 今回、前回の失敗の反省から一時間15分前に到着。すると今回は機体の遅れにより搭乗が20分以上遅れる。 ターミナル内にはフードコートがあり、ローソンやちょっとした鞄屋さんとかもある。 しかし、どこも外人の観光客が溢れかえっている。自分はコンビニでドクペかマックスコーヒーを探したが置いてなかったため、一旦外に出る事にした。 第一・第ニターミナルとこの第三ターミナルをつなぐ長い通路の途中にある自動販売機でドクペ缶を発見し、購入。 横のベンチで一服して時間を潰した。

手荷物について、サイズの制限は往々にしてあるが、重量制限がある。 SKYやAirは制限が特に無く、peachが10kgなのに対して春秋航空はまさかの5kgである。 今回の自分の荷物、一眼レフとノートパソコン以外は洋服のみなのだが、6.8kgあり超過扱い。 しかし、運良く担当者が中に衣服が入っているかの確認をし、それは身に付けるものとしてカウントしてくれたので大目に見てくれた。 しかし、5kgなど帰り道では間違いなく越える重さではないか。そして、機内自体の広さは普通だが、一切ドリンク等の配布が無いケチの極み。何やかんやで他社のLCCはドリンク配布があったり、お持ち帰りくださいとの事でインスタントコーヒーを貰えたりするので、そういったサービスが一切ないとは流石である。 その上、頻繁に見回りで客室乗務員は歩き回っており、落ち着かない。

到着は14:00。佐賀空港から佐賀駅へのバスが一時間に一本のため、佐賀空港内のレストランでシシリアンライスを食べるか、佐賀駅近くのフルーツガーデン シン・サンでパフェを食べるか思案し、空港内のレストランに決定。 ここで一時間以上時間を潰さねばならないし、佐賀駅着いてから電車までの乗り換え時間が少ないのが危険や。 注文はシシリアンライスのつもりで来たが、売りはシシリアンライスをベースに名産の混ぜ麺風に仕上げたマジェンバなるメニュー。結局、こちらに決定。値段は1000円。 麺は細めのうどんぐらいでかなりの美味なコシの強さ。伊万里牛の焼き肉が意外に多目に埋まっており、あとはたくさんのレタスやレンコンチップスなど。マヨネーズベースの甘酸っぱいたれを絡めて食べるスタイル。なかなか美味しいと思う。 強いて言えば単品の混ぜ麺に1000円は高い、といった所か。 食べ終わってからまだ一時間。佐賀空港内に喫茶店のような場所は無く、もう少しここで時間を潰さねばならない。 時間はあるし行くとこも無いので、720円のマンゴーパフェを追加で注文。運ばれてきたのは全く写真とは異なるまさかのジョッキインタイプ。 底にはコーンフレークが敷き詰めてはあるものの全く底上げ感は無く、実に良心的である。 マンゴーパフェと名乗る割にはマンゴー自体の切り身は少なくマンゴープリンとマンゴーソースで誤魔化している。 ただマンゴーを凍らせたものがサイコロキャラメルサイズのさいのめで4個沈んでいるので全体とのバランスは良いのかもしれない。 また、通常生クリームを使いそうな部分まで全てがソフトクリームで構成されており、その味がコストコのソフトクリームぐらいには美味しいので総合的には満足度が高い。 ちなみに、このレストランの名前はカンフォーラだ。 それからだらだらお土産を見た。出ました、ムツゴロウの唐揚げ。別に買わないけど。

それからバスに乗車。約30分強で600円。 空港から脱出する手段がレンタカーとタクシー以外ではこれしかないことを考えるとぼったくり価格と言わざるを得ない。 佐賀駅での乗り換え時間は5分弱なので急いで改札に向かい、乗車。佐賀ー鳥栖ー久留米ー日田と乗り継ぎ2時間で1650円。

電車はドア横の避難スポットに折り畳み式一人用の椅子が設置してある謎配置で、今回はそこに座った。 鳥栖で乗り換え、久留米で乗り換えずぅーっと何かしら座れたので良かった。 日田についたのはもう18時過ぎで暗くなっている。 宿、よろずや、までは歩いて15分ほどなので、まずは駅横のイオンで半額になった握り寿司セット400円と半額のジョア100円と2Lの綾鷹を購入し宿へ向かう。 ロビーでは多くのサラリーマンが宴会していた。部屋に案内され次第すぐに温泉に向かう。 今すぐ行けばあのサラリーマン軍団に巻き込まれずに済むからだ。 露天は一人用の桶風呂でなかなかの充実感。泉質自体はあまり特徴的ではなかった。 それから宿に戻り、ご飯食べて手持ちぶたさにゴロゴロしている今は21時である。

10月8日

朝、7:30から朝食。なかなかに豪華である。品数が豊富でその調理法も様々。 着席次第、きちんと一組ずつ目の前でお茶をさっと入れ、鍋物にチャッカマンして、ご飯とお味噌汁をさっと用意。 客数およそ6組に対して仲居さんも6人ほどいて多すぎるようにも感じるが無駄無く分担されているため、着席後に一通り出揃うまでに無駄な待ち時間がない。 まず、サラダはレタスにトマト、生ハムが乗っかり胡麻ドレッシングでいただく。 鍋物は利休鍋と言うらしく、胡麻ベースに豆腐と豚肉が入っている。 その他の様々な小皿は全て籠の中にあり、焼き鮭、さつま揚げ、きんぴら、おひたし、じゅんさいと湯葉、椎茸のからし和え、漬物、グレープフルーツに梨、そしてあとからオレンジジュースが運ばれてくる。 どれも味が良く、郷土感・地元感は無いものの丁寧さを感じるため不満はない。

食べ終わり、荷物を預かってもらいバスセンターへ。 昨年まで臨時シャトルは予約制だったが、今年からそのシステムは無くなり予約無しの臨時直行便のバスが出るようになっていた。 バスは普通のバスのためシャトルは異なりいかなる人数にもフレキシブルに対応可能である。予約する人からすると乗れない恐怖があるが、市の方策としては正解だろう。 いつものおにーさんも今回はバスガイドの必要は無く、バスセンターで質問に答えるだけであった。往復で1340円。

9時発に乗り、約40分かけて皿山へ。いつもの調子で買い物スタート。 一周目は良品B級と最高級の確保。二週目は取りこぼしの確認と通常A級の追加。三周目はカメラ片手にゆっくり観察。 一通り買い揃え、11:35発で下山。通り道に露店を構えるおばちゃん達がまた来てねー、と手を降るお見送りつき。 何がすごいってバス停近くならまだわかるけど全然関係ないまんなからへんでもバスが来るのを確認したら道沿いに並んで笑顔で手を振っているところ。そーこーして、旅の記録を書いている内にバスはセンターに帰着。

購入品記録
* 安定の高クオリティー平皿1200お椀500
* 坂本正美なんかやぼったい
* 坂本ただひと常に綺麗 1600
* 黒木隆 いつも、粗雑
* 反対の黒木種類が多く、基本に忠実 1800
* ヤナセ 特にない
* 50円男のヤナセ今回はない 全体的にちょっと汚い
* ヤナセ向かいなまぐさい
* こぶくろがま クオリティーの割には割高悪くは無いけどそれなら別で買う
**  2週目~初めに戻る
* 700カップ
* 黒木700さら
** 計6500

一旦、二泊目の宿、駅前のルートインに行き、その時点での時間は12時前後でチェックインは15時以降との事なのでとりあえず買った皿を預かってもらう。 フロントの心遣いにより、部屋のベッドの上に置いておいてくれるらしい。 そこで日田周りの地図ももらい、豆田町の町並に向かうことに。 ぐるっとまわって思ったことはゆーて古い町並って言っても江戸時代後期とかの栄えた町の名残だからあんまり古いとは感じない。 恐らく、京都が日常の弊害だろう。

遅めの昼食として前日の宿の姉妹店とゆーか、飲食部門みたいな感じで館内にチラシのあった千屋という店に。 ここの名物は日田まぶし、要はひつまぶしである。 かなりの人気店らしく、町並には多くの飲食店があるがここだけなかなかの混み具合である。 約30分ほど待ち、席に案内された。 待ち合いベンチの横がうなぎを焼いている場所のため始終良い匂いがする。 注文は日田まぶしの大3200円。並みの2600円と比較してご飯・鰻の量が1.5倍になるとの事なのでせっかくならと大を注文した。 他のメニューはうざく、ほねせんべい、ゆびき、きもさしと酒のつまみのみ。 実質、まぶし一本で勝負していることがわかる。 まず運ばれてきた薬味達、ネギ・わさび・ゆず胡椒・おろしはどれもたっぷりで当然小鹿田焼き。 運ばれてきたおひつにたっぷりの鰻の細切り。これは、、、米が見えないほどのうなぎを乗せてくるとはなんという事でしょう。 満足度がこの時点で100になる。こだわりとしてうなぎは国産を一匹まるごと蒸さずにこんがりと焼いているらしい。 お吸い物もきちんと肝吸いになっている。 まずはそのまま食べ、次にわさび・ネギの組み合わせ、次にゆず胡椒・大根おろしの組み合わせ、最後にわさび・ネギ足すだし汁でお茶漬けで頂く。 追加のたれもアクセントにかけてよし。本当に旨い。これは次回以降の絶対行程に組み込まれた。

その後、町の駅って道の駅的な所に寄り、ホテルへ。 15時は過ぎていたのだが今回の部屋のあるフロア8階はまだベッドメイクが済んでおらずしばらくフロントで待たされることに。 すると、コーヒーを頂き、さらにサービスでソイジョイも頂いた。 出来て新しいからなのもあるだろうが実にサービスが行き届いている。 部屋も綺麗。一人用ソファーがあるのも良い。しばらく1日の疲れをとるためにごろごろ。 しばらくして荷物を昨日の宿に預けたままだったので、取りに戻り、帰り道にイオンで北海道展の温まる牡蠣弁当とヨーグルトとケーキを買い、戻って食べた。

10月9日

朝7時に朝食バイキングへ。大量のスムーズに動かない中華系民族により大渋滞。 なんとか待ち、コーナーに来るとなかなかの品数と工夫。 日田のB級グルメである日田焼きそばや枇杷ゼリー、博多が近いとあって高菜にもつ煮風鍋などが通常の卵やウィンナーに加えて存在。 心ばかり、としてコーヒーコーナーの横にはチョコチップクッキーを用意。 ルートインとは思えない手のかかりようである。 それからだらだらしてチェックアウト。ボスっぽいおばさんフロントには昨日から世話になった。

そして、9:47発10:38着51分650円で彦山駅に向かう。今日は小石原焼だ。 帰りの彦山から博多までは陶器市期間中限定シャトルバスが1800円で出ているが行きと帰りに一本ずつしかなく、帰りは15時発と遅い。 しかも電車の方が1290円と安い。時間は1時間40分程度でバスとほぼ同じ。 彦山ー田川後藤寺ー新飯塚ー博多という乗り継ぎが必要で彦山を12:49発、14:48発の2本が存在。 博多着は14:22着、16:22着である。福岡空港21:20発関空22:25着の為、どちらでも問題無い。 ちなみに、彦山駅と陶器市は期間中無料シャトルバスが走っている。10:50彦山駅発11:10ギャラリー小石原着。

皿山周辺と道の駅周辺で大きく2ヶ所に分かれているが歩いて8分程でそこまで離れてはいない。 結局、約2周して遅い方の予定14:48発を目指して14:05ギャラリー小石原発14:25彦山駅着のバスに乗車。 凄いな、と思ったのは同じ時間にバスが2台ずつ走るためひとつの時間にふたつ分の座れる席が用意されていることになる。 朝をたらふく食べたこともあって昼食は抜くことに決定。 てか、食べてたらバスに乗れないかも知れないぐらいは時間一杯見れた。 いちよー、道の駅にはとり天定食やだんご汁定食などの郷土料理、皿山の道沿いにカレーや焼きそば、こんにゃくに網焼きなどあることはあった。

購入品記録
* 1300300400 青色の角皿カップ

小鹿田と比べて一般受けしやすい
作為的 よくいえばオシャレ現代風
写真写りが良いかも
とにかく釜の数が多い
村全体お茶畑的に窯元がひしめき合う
皿山地域と道の駅のある大通り沿いとで恐らく元は一緒の集落だったが道路整備の都合で表側と裏側に別れてしまったのだろう
柳瀬、坂本、など小鹿田と同じ名字を目にする。小石原の人曰く、元は全て小石原で小鹿田が分かれていったらしい
* 300豆皿300豆皿
全品2割引の上特価品販売ある
* 700皿400皿
小石原ポタリーまさしくそのものの商売
アウトレットで半額だけど高い
執事大和皿山で売っているものよりも本当に使えるシンプルで売れる皿
食がひとつのテーマになった皿
顔料・形・色様々で作陶についての自由度の高さを感じる
唐臼が一個しか見えないけどどーしてるんだろう?
家同士のつながりとか無さそう
小鹿田であった神主の祈り的なのはあったのだろうか

そして、電車に乗った。博多駅に着いてまずは博多駅ビル9階のくうてんにて三時間無料のコインロッカーがあるため16:30から3時間使用することに。 身軽になると、まずは前回美味しかった長浜ラーメン祇園店でラーメン(固め)550円を注文。客は他にいない。 出来上がりは安定の恐ろしの早さ。うまー。スープ飲み干せる臭みの無い美味い豚骨。

それから歩いて天神の方に向かい、博多だるま総本店にて総本店限定メニューの炙りトロ肉チャーシューメン1050円を注文。 室内は豚骨どくどくのにおいがするが前回の2件目と比べると幾分かマシ。 味はスープが強いとんこつとは程遠く、魚粉だろうか……なんらかのだしの素となっているであろう粉っぽさを感じる。 あまり調和しているとは思えない。炙りトロは中々の厚切りで枚数も5、6枚と値段に見合う分量である。 炙りの香ばしい風味は確かにするし、肉もトロっとした部分が確かにある。 しかし肉自体の旨味は感じられず淡白であり、さらっとしたスープと絡むこともない。 正直、残念としか言い様の無い味である。もちろん個人の好みの問題は大きいが自分にとってのとんこつが小倉の狭い商店街の中の一軒が不動の基準として存在する限りとんこつは混じりなくただひたすらに丁寧に煮込み続けた白く粘性が高い割には喉に旨味以外残さないスッキリさを求めてしまう。

その後、18:30に一旦博多駅に戻りコインロッカーを開け閉めしてから近くのタリーズにて休憩。 どこか携帯の充電出来る場所を探さねばそろそろまずい。 20:00過ぎに博多駅を出るつもりだったがコンセントを求めて早めの19:30には博多駅から関空に向かい事にする。 所要時間6分で260円で行けるのだから驚いたものだ。 着いてみて知ったことだが10月5日に第一ターミナルが閉鎖したらしく、空港内全体が工事中の寂しい感じに包まれていた。

特に前回訪れたパン屋に充電目的で再び訪れたが本屋につながる方向と外を見渡せる方向が完全に壁に囲まれ、ここに来ること自体殺風景な通路を通過せねばならないという仕様。 何はともあれリニューアルする2019年までは仕方ないだろうし、とりあえず今は20:00なので40分程充電に専念させてもらおう。 それから登場手続きを済ませて待つ。予定より10分遅れた。 ちなみに、peachは10kgの上限測定はされなかった。 てか、他でもされたこと特に無いし春秋航空のケチさが目立つ。 座席は左羽の上16A。飲み物のサービスは無し。前後の座席間隔の狭さは異常。 膝つくってどんだけですか。やはり、JAL,ANAと組んだ共同運航便のLCCの方が総合的なサービスは良いみたいだ。 値段は高めだけど。それから、23:05第一ターミナル発と乗り換え案内に表示されるが実際には到着後急いで22:50に違うターミナル発であることは今後のためのメモとしておく。

バスは2550円で1時間30分ぐらい。電車を2、3回乗り継げば1800円ぐらいで行けることは行けるのだが疲れて重い荷物持った状態で梅田乗り換えはしたくないのでバスがおすすめ。 しかし今回は京都駅に着くのが0:30頃であるため家に帰る手段がタクシーか徒歩のみである。もちろんタクシーは使わないので京都駅から重い荷物に疲れた体で歩くことが決定。 そこも見越して今度から動かねばつらすぎるな、、、結局、歩いて帰宅したのは深夜1時30過ぎ。

タイ

出発前に行ったこと
航空券の予約: SkyScanner
宿泊先の予約: Booking.con
現地での1日ツアー予約: Asia-discovery = Ayutthaya Day Tours
: Bon Voyage Thailand = Chiang Rai; White Temple and Black House Tours
寝台列車の予約: seat61
保険: AIU
Wi-Fiルーター: フォートラベル

Shintaroh Kubo
Shintaroh Kubo
Postdoctoral Researcher

My research interests include biophysics, molecular motor, computer simulation and programming.